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地域猫活動ってなに?
 

地域猫活動とは、飼い主のいない猫に対し避妊去勢手術をし、猫の繁殖を防ぎ、地域で管理し続ける活動のことです。
 

地域猫活動の目的は、地域の住民と飼い主のいない猫の共生を目指し、将来的に飼い主のいない猫をなくしていくことです。地域猫活動は、猫の問題ではなく、「地域の環境問題」として考えなければなりません。
 
地域猫活動を行うことにより猫に関する地域住民の苦情・トラブルを減らすことにも繋がります。

飼い主のいない猫のトラブルは、餌やりをやめても解決しません
ご飯をもらう地域猫

野良猫はどこから来た?
 

そもそも、野良猫は野生動物ではありません。もともとは人間に飼われていた猫が捨てられたり、迷子になったりして、外で生きることになってしまった猫です。ゴミを漁ったり、民家に侵入したり、必死に食べ物を探して生きようとします。そのため、野良猫は地域の嫌われ者になってしまいます。

特に猫の繁殖力は高く、100%の妊娠率に加え一度の妊娠で5匹前後の子猫を産みます。その子猫も半年もすれば繁殖できるので、ものすごいスピードで増えていきます。計算上では、たった2匹の猫が一年で60匹ほどにもなってしまうと言われている動物です。ただ実際には産まれてすぐにカラスに襲われたり、交通事故、栄養不足で育たず死んでしまう子猫も多いですが、それでも少しずつ増えていってしまいます。そのため、不妊去勢手術をし、繁殖をストップさせることがとても重要になってきます。

地域猫活動を知ってもらうことと同時に、猫を含む動物の遺棄が「動物の愛護及び管理に関する法律」において禁じられていることを周知してもらうことも重要だと考えています。

野良猫に困った?

ニャンとかしまい豊川では、多くの方から野良猫に関するご相談を受け、その対応に関するアドバイスをしております。
主役は相談された方自身。ニャンとよはそのサポートをさせて頂きます。
飼い主のいない猫に関する問題は「地域の環境問題」であり、その地域の住民が主体となるべきことです。

地域猫活動をする上で避妊・去勢手術をした子たちは基本的にリターンいたします。その後の管理もその地域の方にお任せしております。(困りごとに関するご相談は常に受け付けております)

リターンの際に他のエリアに猫を移動して欲しいという声を時々聞きますが、猫を元々居た場所以外に逃がすことは「愛護動物の遺棄」にあたり、犯罪になります(1年以下の懲役または100万円以下の罰金)。必ず捕獲した場所に戻して下さい。

豊川市では「地域猫不妊去勢手術費補助制度」があります

豊川市では、愛知県策定の「所有者のいない猫の適正管理マニュアル」に基づく活動を実施する市民(登録した団体)に対し、「豊川市内に生息する飼い主のいない猫」の不妊去勢手術費について、予算の範囲内で補助金を交付しています。

補助金額 》 メス1匹12,000円 オス1匹7,000円(上限)

制度の詳細は豊川市ホームページの「地域猫不妊去勢手術費補助制度」のページをご覧ください。

現在豊川市内で120以上の地域猫活動登録団体があり、補助制度が開始されてから現在までに、補助金を利用し900匹以上の猫が不妊去勢手術を受けています。
​実際に地域猫活動をしているエリアでは、確実に猫の数が減ってきているという話をお聞きしています。

どうぶつ基金によるさくらねこ無料不妊手術チケット

豊川市以外にお住まいで、自分が住む自治体に補助金制度がない方は、公益財団法人どうぶつ基金さまの「さくらねこ無料不妊チケット」を発行してもらうことをお勧めします。

個人の場合は「一般枠」で登録が可能です。

​詳細は「どうぶつ基金さくらねこ」のホームページをご覧ください

どうぶつ基金さまでは、多頭飼育崩壊の場合でも無料チケットを発行して下さいます(行政枠)
増えすぎた猫にお困りの方、またご近所で異臭がするなど飼育環境に問題がある恐れがある場合、お住まいの自治体(市役所等)に相談してください。自治体が難しい場合は地元ボランティアにご相談ください。

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